郫県(ピーシェン)豆板醤

豆板醤といえば数ある中華調味料のなかでも日本人になじみのある使い勝手のよい調味料のひとつではないでしょうか?辛い物が好きで冷蔵庫に常備してある、という方もいらっしゃいますよね?

ソラマメに大豆、米、大豆油、ごま油、塩、唐辛子などを加えて作られる醤で、今では辛い醤として認知されていますが、もともとは辛い豆板醤は豆板辣醤と言って区別していたそうです。

中華の代表的な料理に欠かすことのできない調味料として日本でも馴染のある醤ですが、和食における味噌や醤油のようなポジションにある調味料のようです。

その中でもこの郫県(ピーシェン)豆板醤は省都成都市内の郫県で作られる高級豆板醬で、多くの中華料理人に愛用されています。

通常の豆板醤と比べてると違いは歴然。通常の豆板醤が辛さがはじめにきてその後に風味と塩味が広がるのに対して郫県(ピーシェン)豆板醤は口に含むとまず豊かな風味、コク、塩気、そして後から辛さがじんわりとあがってくる。熟成による深い味わいの豆板醤です。

通常の豆板醤が数か月で出荷されるのに対して1~2年をかけて熟成・出荷されます。

色が黒褐色で、コクのある味わいと水分の少ないネットリとした質感が特徴だそう。

本格中華料理には欠かせないおすすめの豆板醤としてネットでも紹介されています。

 

口水汁(よだれ鶏)・麻辣

華中華調味料5種詰め合わせの中で口水汁(よだれ鶏)と麻辣の原材料名を見ていただくとこの郫県(ピーシェン)豆板醤が使われています。口水汁(よだれ鶏)や麻辣のただ辛いだけではない、あの奥深い味わいは郫県(ピーシェン)豆板醤のコクのある味わいが生かされているんですね^^

高級な材料を使ってプロの手によって丹念に作られた調味料を是非ご賞味ください♪